語呂合わせの合格グッズ浸透

引用

受験シーズンになると話題になるのが合格祈願グッズ。近年は語呂合わせをネーミングしたゲン担ぎ商品が増えている。代表格はコンビニやスーパーなどでよく見かける合格祈願菓子だ。
ネスレでは、もはや受験生の定番ともいえる『キットカット(きっと勝つ)』に今季は五角(合格)形のオリジナルマグカップをセットにして販売。森永製菓は勝負運を運んでくると言われている赤色を使用した『ハイチュウ(入っちゃう)祈合格 真っ赤なリンゴ味』をラインナップ。また、明治製菓『カール』は『ウカール』、ロッテ『トッポ』は『トッパ』、東ハトキャラメルコーン』は『カナエルコーン』に名称とパッケージを変えて販売しています」(流通業界関係者)
 定番商品の市場を拡大したい各メーカーの動きは夜食やドリンクにも広がっている。
永谷園は『受かれー』と『カレー茶づけ』を商品のおまけに付属。エースコックの『わかめラーメン』は『英・数・国がわかるラーメン』に。日本サンガリアはラベルに英単語や数学の公式などをプリントした『うかっ茶う』を発売しています」(同前)
 一方、不況のため進学先の地元志向が目立つなか、地方独自のご当地グッズも好調。
「全国で唯一、鵜取り場がある茨城県日立市蓮光寺では鵜狩る(受かる)にちなんだキャラクターうかるくんのストラップが人気。また、漆の滑らない特徴を活かし、青森県津軽塗を施した五角形の鉛筆や、先端に滑り止め加工がしてある福井県の若狭塗箸もあります」(同前)
 また、志望校へのレールに乗りたいという願望から、鉄道関係のグッズも多い。
阿武隈急行宮城県角田駅への片道切符『GO!かくだ切符』を二千五百枚の限定販売。千葉モノレールでは駅名の頭の漢字を合わせると『さくらさく』になる『桜木駅作草部駅』間の乗車券。JR四国は『学(学力向上の願掛け)』、『善通寺(善く通る)』など、縁起の良い駅名をキーホルダーにして販売しています」(同前)
 合格祈願商品は受験生のみならず、保護者や学校関係者などにも浸透している。語呂合わせを、ただのダジャレと笑うことなかれ。

 

 

かなり無理のある製品が続々と出ていますね(苦笑)

買う人がおおいところもすごいですけど…。