車載テレビの地デジ化進まず

引用

アナログ放送の停止が半年後に迫り、地上波デジタル対応テレビの普及が進む中、カーナビゲーションなどについている車に載せるテレビの地デジ化が大幅に遅れている。カー用品大手オートバックスセブンの調査では普及率は44%と、家庭用テレビの半分以下にとどまった。車載用の地デジ化に気づかない消費者が多いためとみられ、このままでは混乱も予想される。
 車載用テレビは家庭用と同様に、地デジ対応をしないとアナログ放送の停止に伴い、番組が見られなくなる。受信には、地デジチューナー内蔵カーナビなどに買い替えるか、専用チューナーを別に取り付ける必要がある。
 しかし対応は進んでいない。オートバックスが同社ホームページにアクセスした500人を対象に調査をしたところ、地デジ化が「まだ」の人が54%、「地デジ化したかどうか分からない」が2%で、認知度の低さが目立った。
 このため各社は、店内でアナログ放送終了を告知する掲示物を用意し、来店客に交換を呼びかけている。「店頭で説明して初めて地デジ化が必要と気付く人もいる」(イエローハット広報課)という。
 平成21年3月には、ETC(自動料金収受システム)購入助成の終了を前に取り付け希望車が殺到し、各地のカー用品店が混雑した。ある東京都内の店では、「カーナビは取り付けにETCの2〜3倍の時間がかかる。アナログ停波直前に希望車が殺到すれば対応が間に合わなくなる」と警戒する。
 総務省は、家庭用テレビと同様の黄色い警告シールをアナログ対応車載器に貼っていたほか、チラシなどで注意喚起してきた。しかし家庭用テレビ以外の対応の必要性はほとんど浸透していない。家電量販店でも「家庭用の録画機なども対応しないと、画質が劣るケースがあるが、来店者は説明しないとわからないことが多い」という。
 カーオーディオ業界では、「国は家庭用テレビ以外の地デジ化の必要性の啓発にも力を入れてほしい」と話している。

 

車でテレビを見ること自体やめてほしいんですけど…

運転中につけたりして、しかも下手な人ほどそれをやるので、危ないったらありません(苦笑)