小沢氏「裁判打ち切るべき」

引用

民主党の小沢元代表がみずからの政治資金を巡って収支報告書にうその記載をしたとして強制的に起訴された事件の初公判が開かれ、小沢元代表は「うその記載に当たらず虚偽記載について共謀したことは断じてない。裁判は直ちに打ち切るべきだ」などと全面的に無罪を主張しました。

民主党元代表小沢一郎被告(69)は、資金管理団体が土地の購入資金に充てた4億円を巡り、元秘書らと共謀して収支報告書にうその記載をしたとして政治資金規正法違反の罪に問われています。小沢元代表は、検察の捜査では不起訴になりましたが、検察審査会の議決によって強制的に起訴されました。初公判で裁判長から起訴された内容について意見を求められると、小沢元代表はおよそ8分間にわたって用意した書面を読み上げました。この中で小沢元代表は「指定弁護士の主張は、検察の不当・違法な捜査で得られた元秘書の供述調書を唯一の根拠にした検察審査会の誤った判断に基づくものにすぎず、この裁判は直ちに打ち切るべきです。裁判を続けるにしても、虚偽記載に当たらないし、ましてや虚偽記載について共謀したことは断じてなく、私が罪に問われる理由は全くありません」と述べて全面的に無罪を主張しました。そのうえで「実質的な犯罪を犯したという証拠は何もないのに、私と私の資金管理団体だけが、1年以上にわたって東京地検特捜部によって強制捜査を受けたのは、公正で厳正な法の執行とは言えず、明らかに軌道を逸しています。検察の捜査は検察という国家権力が政治家・小沢一郎個人を標的に行ったものとしか考えようがありません。私を政治的・社会的に抹殺するのが目的だったと推認できます」と主張し、検察の捜査を痛烈に批判しました。さらにおととし3月、元公設秘書の1人を逮捕・起訴したことについて「政権交代が予想された特別な総選挙の直前に、検察当局は国家権力を乱用して、私を狙って強制捜査を開始したのであります。総選挙の行方を左右しかねない権力の行使が許されるならば、日本はもはや民主主義国家とは言えません」と述べ、選挙前の捜査について批判しました。強制起訴による初めての裁判ということもあり、法廷で小沢元代表は通常の刑事裁判で被告が座ることの多い、弁護士の前の席に座らず、弁護士と弁護士の間に座っています。法廷では現在、検察官役の指定弁護士が冒頭陳述で、小沢元代表が個人資産から4億円を提供し、土地を購入するまでのいきさつなどについて主張しています。
小沢元代表は、紺色のスーツ姿で、胸には議員バッジを着け、午前9時59分に傍聴席から向かって右側にある扉から法廷に入りました。小沢元代表は、穏やかな表情で裁判長に一礼したあと、弁護士と弁護士の間の席に座りました。このあと、裁判長から職業を問われて、小沢元代表は「衆議院議員です」と答えました。小沢元代表は、起訴された内容について「指定弁護士が述べたような事実はありません」と述べたあと、用意した書面を読み上げ、全面的に無罪を主張しました。小沢元代表は書面を読み終えると「ありがとうございました」と大きな声で言ったあとに一礼し、裁判長から元の席に戻るよう促されると大きな声で「はい」と返事をして、再び一礼したあと、弁護士と弁護士の間の席に戻りました。このあと、小沢元代表弁護団が起訴内容に対する意見を述べている間、小沢元代表は終始硬い表情で、手元の書面を見たり、時折、目をつむるなどしていました。傍聴席には、複数の国会議員の姿も見られました。

 

被告が打ち切るべきとかおかしいわよね。

けど検察も不祥事続きで、どっちが正しいかもわかんないわ。

日本、終わってるわね(苦笑)