武田 子宮頸がんワクチン着手

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武田薬品工業は10月13日、子宮頸がん予防ワクチンの開発に着手することを明らかにした。同社は、理化学研究所の神田忠仁氏が国立感染症研究所に在籍時に発明した「神田HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン」の特許権の全世界での独占的使用に関するライセンス契約を12日付でヒューマンサイエンス振興財団と締結。今後、製品化に向けた研究を開始する。
 HPVには100種類を超えるタイプがあり、子宮頸がんのほか、尖圭コンジローマなどの発症の原因となっている。
 同社によると、現在国内で唯一のHPVワクチンであるサーバリックス(グラクソ・スミスクライン)や、承認申請中のガーダシル(MSD、申請時は万有製薬)が、子宮頸がんの原因の50-70%を占める16、18型に対して有効(ガーダシルは尖圭コンジローマの原因となっている6、11型にも有効)なのに対し、「神田HPVワクチン」は子宮頸がんを引き起こす可能性が高いHPV15種類すべてに有効な可能性があるという。

 

すべてに有効だなんて、素晴らしいワクチンですね。

ぜひ実用化に向けて頑張って欲しいです。