エーザイ新抗がん剤 米で承認

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エーザイは16日、乳がん向けの抗がん剤「エリブリン」について、米食品医薬品局(FDA)から製造販売承認を取得したと発表した。今月内に米国で発売する予定。エリブリンは同社の創製品で、全世界で年間約10億ドル以上の売り上げが見込める大型品(ブロックバスター)候補として期待されている。今月25日に米国で主力の認知症治療薬「アリセプト」の特許切れを控える同社だけに、収益減をカバーする次期主力薬と位置づけている。
 エリブリンはがん細胞の細胞分裂を停止させて増殖を阻害する注射剤。がんの進行を遅らせ、平均余命を10カ月強から13月程度に延ばせるという。同社は今年3月、乳がんを対象に日米欧で同時に承認申請を行い、日米で優先して審査が行われていた。
 同社は今後、対象を肺がんに広げるなどして、将来的にピーク時で全世界で年間約10億ドルの販売を見込んでいる。この日の記者会見で内藤晴夫社長は、「世界に通用する自社開発の新規の薬剤を提供する意義は大きい」と強調した。

 

新たな抗癌剤とはすごいですね。

日本企業に勢いがないですから、ぜひ頑張ってほしいですね。